国際ロータリー2570地区第4グループは、2020年1月16日(木)~19日(土)、台湾へのグローバル補助金事業を活用しての人道的支援活動の現地視察を行いました。
このプロジェクトは台湾4クラブ(3502地区)と1企業(星華鐘錶工業公司)、第4グループ(2570地区)の11クラブが協力して実施したグローバル補助金事業です。
今回、本庄南ロータリークラブが援助国提唱クラブとなり、第4グループ全体(11クラブ)で実施されました。
クラブ提唱のグローバル補助金事業は2570地区初ということです。
事業内容は、台湾僻地(台南・将軍地区)の住民の方々のために「超音波巡回車」を寄贈し、医療環境を改善することを目的としたものです。
これによって、これまで遠方のため病院に行けなかった現地の方たちも健康状態を診察することができるようになりました。
視察には、村田貴紀第4グループガバナー補佐(本庄南RC)を団長に、第4グループのロータリアンを中心に19名で参加いたしました。村田補佐を慕う若いロータリアンもたくさん参加してくれました。
2020年1月17日(金)の現地視察では、寄贈した超音波車が実際に巡回している将軍区診療所の5ヵ所を視察しました。現地の高齢の方の診察にも立ち会え、皆さんとても歓迎してくださり、握手やハグなど、心からの喜びを表してくれました。現地の方々とのふれあいは、これまでのロータリー活動では得たことのないかけがえのない喜びの経験となりました。
台湾ロータリークラブ(桃園北RC・桃園北辰RC・桃園西門RC)との例会では、バナーを交換し合い、親睦を深めました。
事業を実施した11クラブには、中央健康保険署(政府)、台南市(市)、新楼病院(病院)から感謝状をいただきました。
今回のグローバル補助金事業は、初めての海外での奉仕活動という若い会員も多く、第4グループ11クラブ全体で実現できたことがとても意味のあることのように感じました。
今年度のRIテーマである「ロータリーは世界をつなぐ」を達成することもできて、皆で喜びと充実感を味わい合える奉仕活動となりました。
◆超音波巡回車による検診ルート
◆感謝状
政府(中央健康保険署)・市(台南市)・病院(新楼病院)からの感謝状
◆バナー交換