2020年11月30日(月)ロータリー財団委員長の茂木聡様(本庄RC)に、財団についての卓話をしていただきました。

 

 

 

 

11月30日(月)クラブ事務所にて通常例会(第1177回)が開かれました。

 

11月はロータリー財団月間ということで、ロータリー財団委員会委員長の茂木聡様(本庄RC)をお招きして卓話を聞かせていただきました。

 

 

 

 

 


◆卓話

ロータリー財団委員会委員長 茂木 聡様(本庄RC)

 

 

2570パスポートロータリークラブの皆様におかれましては、本当にいつも財団に対してご理解とご協力をいただいておりますことをまずもって御礼申し上げます。

そして、昨年度は、村田貴紀さんが、第4グループガバナー補佐として、第4グループのみんなをグローバル補助金を使った人道的支援活動、台湾の視察に連れて行ってくれました。本当に楽しいいい思い出ができたかなと思っておりますので、この場をお借りしまして御礼申し上げます。

 

本日は、財団月間ということで、貴重なお時間をいただきまして、卓話の方を、拙い卓話になりますけど、務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

私が村田ノミニーと長沼パスト会長の前で、財団にについて卓話をするまでもないのですけれども、財団について、簡単に話をさせていただきたいと思っております。

 

ロータリー財団というのは、「国際ロータリーのロータリー財団」ということで、それが正式名称になります。

誕生は、1917年、時のRI会長アーチ・クランフが、アトランタの年次大会で、「世界で良いことをするために」基金を作ろうといったことがロータリー財団の始まりです。

財団には、使命がございます。

「ロータリアンが、人々の健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすること」

これがロータリー財団の使命です。

 

そして、皆様方がよくご存知の、「世界で良いことをしよう」これが財団の標語でございます。

 

 

■ロータリー財団 収支報告

ロータリー財団は毎年、年次報告という形で、収支の報告をしております。

こちらが直近の開示されている資料でございます。

2019年会計年度(6月期)につきまして、世界中のロータリーアンから、寄付が3億2100万ドル、それに対しまして、支出は、プログラム補助金といたしまして、2億8100万ドル、その運営費に2000万ドル、そのような形で支出されております。

具体的に財団プログラムで分けますと、ポリオプラスが一番多くて、1億5100万ドルです。

続いて、グローバル補助金が8700万ドル、地区補助金が2500万ドル、ロータリー平和センターが500万ドル、その他の補助金が1200万ドルです。

 

これらのプログラムの補助金の運営費として2000万ドル、全体支出の9割が、プログラム補助金と運営費という、非常に効率的な運営となっております。

今日ここにお集まりの方で、ロータリー以外の諸団体に属していると思われます。

ご自分たちの年会費、わかりやすく言うと上納金がどのように使われているか、支出の90%も奉仕プログラム関連に使われているような団体は、ほぼないかと思われます。

 

 

■ロータリー財団の支出(2018-19年度)

 

 

(参考資料)R財団の収支報告書

 

 

■2020-21年度 寄付目標

こちらが本年度の寄付目標でございます。

国際ロータリーロータリー財団の管理委員会から、毎年、それぞれの国、それぞれの委員会へ、寄付目標を通達してきます。

この金額については、私はPETSにおいて申し上げさせていただきました。

年次基金、クラブ基金が50ドル以上、個人基金が100ドル以上、合わせて150ドル以上、

ポリオプラスとして30ドル以上、恒久基金寄付といたしまして30ドル以上、合わせまして、1年間に1人210ドル以上、ぜひともお願いしたい、今年度の会長さんにお話いたしました。

この金額は昨年度も同じでございます。

 

 

■2019-20年度 財団寄付額実績

こちらは、昨年度の実績でございます。

下から2段目、2570パスポートロータリークラブ(旧本庄南RC)さんの実績はこのような数字になっております。1人当たりの寄付額112ドル。

本年度は、1人210ドルということでお願いしておりますので、何卒ご理解いただきたいと思います。

 

 

■ロータリー財団のプログラム

【ポリオ・プラスプログラム】

ロータリー財団のプログラムは、たったの3つしかございません。

【ポリオプラス】【ロータリー平和フェローシップ】【補助金】

この3つにまとめられて、効率的な活動をしております。

 

最初に、「ポリオプラス」についてです。

1985年にこのポリオプラスプログラムを開始して以来、ロータリーの最優先項目が【ポリオ根絶】ということを、皆様方はよくお聞きになっていることと思います。

25億人以上の子どもたちにワクチン投与をし、発症数を99.9%減少してまいりました。

これが直近といいますか、私の手元にある資料の直近のデータなのですが、野生株によるポリオの症例数でございます。

本年、アフリカ地域野生型ポリオ根絶がWHOより認定されました。残りは南アジアの2国です。パキスタンとアフガニスタン。

2017年からこのような形で、数値が経緯しております。

2020年1月1日から10月21日の時点で、世界の合計が132例確認されております。

 

そして、今年、新型コロナウィルスのパンデミックがある中、ポリオ根絶のために築かれてきたインフラが、 2014年のエボラ出血熱の封じ込めや、今回の新型コロナウィルス流行への対応、それにも十分役目をはたしていると聞いております。

 

先程支出の内1億5100万ドルポリオプラスに使われているという発表をさせていただきました。

なぜこれほど費用がかかるのか。毎年4億人以上の子供たちに予防接種をしなければなりません。なおかつ、その予防接種をするために、15万人以上の保健従事者を雇用しなければならない。この地球上に野生株のポリオウィルスが根絶されない限り、どこかでまたポリオウィルスが蔓延をし、また新たな子供たちが疾患をする可能性が高まります。ここまで減りましたポリオですから、何が何でも根絶すると、そのことを子供たちに約束したのがロータリーでございます。ぜひ、皆様方も引き続き、ポリオ根絶に向けてのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

■ロータリー平和フェローシップについて

続いて、「ロータリー平和フェローシップ」です。

平和および紛争解決の分野におけるリーダーを育成・支援するための奨学金、そのプログラムが「ロータリー平和フェローシップ」です。

 

写真は、第8期の当地区ではただ一人のフェローであった金子由佳さんが、パレスチナ・ガザ地区での子供栄養改善事業に取り組んでいた時の写真でございます。

「ロータリー平和フェローシップ」プログラムは、2002年に開始されて以来、1300人以上のフェローを輩出してまいりました。卒業後、多くは政府であったり、NGOだったり、そういう所で、紛争解決のためのリーダーシップを発揮しております。

 

 


【参考資料】

パレスチナ・ガザ地区で「子どもの栄養失調予防事業」を行っている元ロータリー平和フェロー(8期生)の金子由佳さん(スポンサークラブ:熊谷東RC)

 

「2012年6月から、特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)のパレスチナ事業現地調整員として働いている金子由佳と申します。ロータリー平和フェロー8期生として2011年にオーストラリアの大学院を卒業後、平和構築と国際協力のために働いてきました。現在パレスチナ・ガザ地区で行っているJVCの『子どもの栄養失調予防事業』は、ロータリーグローバル補助金のご支援をいただきながら活動を続けています。引き続き皆様と共に世界平和に貢献できればと思っています。よろしくお願いいたします。」 ※国際ロータリーROTARY JAPAN(2016年3月26日) Facebookより

 

 

【金子 由佳(かねこ ゆか)様】

1980年7月25日生まれ

埼玉県熊谷市出身

2010年 第8期ロータリー平和フェローとしてオーストラリアのクイーンズランド大学 国際政治学部修士課程に入学(スポンサークラブ:第2570地区熊谷東RC)

卒業後、難民支援活動に携わり、その後JICAや外務省で勤務

2012年 NGO日本国際ボランティアセンター(JVC)パレスチナ事業現地調整員としてパレスチナ自治区・ガザ及びエルサレムに現地赴任。ガザ地区の女性や子どもたちを対象に人道支援活動を行う

2016~2017年4月 JVCパレスチナ事業現地代表

2017年11月 日本赤十字社国際部勤務 

2019年9月 立教大学非常勤講師

 

※金子さんの記事「 圧倒的な政治的格差のなかにあって」(JVCホームページより)

 

 

【金子 由佳さんのパレスチナでの人道的支援活動】

 

 

【金子由佳(JVC)さん:ガザの声】

 

 


■補助金プログラムについて


3つ目は「補助金」でございます。

もう皆様方は、「地区補助金」「グローバル補助金」もよく知ってらっしゃると思います。ここに2019年4月に「ロータリー災害救援補助金」というものができました。

本来、この地球上の自然災害のための災害救援でありましたが、新型コロナウィルスに関しましては本当に多くの国とクラブでは、この補助金を使って災害復興支援がなされました。

なお、この災害救援補助金を使うには、「ロータリー災害救援基金」という、そちらのお金を使うことが決まりでございます。また、後ほどお話させていただきます。

 

そして、2020年1月より、「大規模プログラム補助金」というものが開始されました。

 

 

■補助金の種類と概要

「補助金の種類と概要」でございます。

まず、「地区補助金」と「グローバル補助金」では、「人道奉仕・奨学金・VTTと呼ばれる職業研修」に使うことが可能です。

「地区補助金」は、国内外の奉仕活動、短期間で小規模の奉仕活動、その予算については地区が管理をし、各クラブに配分をさせていだいております。

「グローバル補助金」は、ロータリークラブがある国との国際奉仕のプロジェクトです。

プロジェクトの予算は3万ドル以上のもの、重点分野に該当し、持続可能性が担保されないといけません。

 

次に、新たにできた「大規模プログラム補助金」です。こちらは、グローバル補助金を大きくしたものです。3年から5年の活動、予算は200万ドル以上、世界中からの競争制で、年一口ということで聞いております。私自身、まだこの大規模プログラムが執行されたということは聞いておりません。

 

最後に、「災害救援補助金」です。こちらは、災害復興支援のために使われます。被災地区が自ら申請ができます。被災地区のガバナーと財団委員長が連名で申請を行います。

手続き的には非常にシンプルで、グローバル補助金の申請書を作る労力を10とするならば、この災害復興支援のための申請書を作るのは1ぐらいで、大変簡単なものとなっています。予算は2万5千ドル以下。ただ、「災害救援基金」にお金がないと使えないということがあります。

 

 

■地区補助金とグローバル補助金の一般的な条件

こちらが「地区補助金とグローバル補助金の一般的な条件」です。 

①「ロータリー財団 地区補助金とグローバル補助金授与と受諾の条件」に従う。

②地区の「補助金管理セミナー」に出席する。 

 

そしてさらにグローバル補助金については、 

③6つの重点分野に該当する。

④海外の地区あるいはクラブとの共同申請が必要。

⑤成果の持続可能性と測定可能性のあることが必要。

 

 

ロータリー財団のいう「持続可能性」とは、補助金資金が使用された後も、その受益者たちが地元のニーズに対応できるような長期的なプログラムと解決策をその中に取り込んでいく。そういうことを持続可能性として求めています。ロータリアンがその時、一時だけ行って、翌年からはどうにもならないというプログラムはだめなんですよということを強く言っております。

 

 

【6つの重点分野】 

①平和構築と紛争予防(Peacebuilding and conflict prevention)

②疾病予防と治療(Disease prevention and treatment)

③水と衛生(Water, sanitation, and hygiene)

④母子の健康(Maternal and child health)

⑤基本的教育と識字率向上(Basic education and literacy)

⑥地域社会の経済発展(Community economic development)

 

 

さらにここに、来年7月1日からロータリーは「環境保全(Supporting the environment)」という重点項目が追加されました。

 

 

■グローバル補助金の申請要件の変更点

次に、こちらが本年の「グローバル補助金の申請要件の変更点」です。

①昨年度は「現金寄付への上乗せ」が50%ありましたが、今年度はなくなりました。

②「WFの最低授与額」について昨年は15,000ドルでしたが、下限がなくなりました。

③「WF枯渇時」、グローバル補助金の申請は不可でしたが、それが地区にDDFが残っている場合には、申請は可能になりました。

④「援助国側の拠出割合」については30%以上が15%になりました。

⑤「低廉簡易住宅」と「簡易校舎」が認められておりましたが、それが不可となりました。

 

 

こちらはわかりにくいかと思いますので、また後で少しお話しさせていただきます。

 

 

■2019-20年度 補助金承認数

次に、こちらが昨年度の「補助金の承認数」です。

「地区補助金」は世界で490件。日本の34地区はすべての地区が地区補助金申請をしております。

「グローバル補助金」は世界で1359件。日本で77件。

「ロータリー災害救援補助金」は世界で339件。日本で3件。このうち、COVID-19で利用したのが152件。3,771,626ドルがロータリー災害救援補助金で新型コロナウィルスのために使われました。

実は当地区もこちらに申請したのです。3月15日にわれわれの手元にメールがきまして、時の鈴木ガバナーが4月に申請しました。内容的には問題がなかったのですが、基金にお金がないということで、保留にするか、取り下げるかということになりましたので、しばらく保留にしておきました。

 

ただ、どのプロジェクトもそうなのですが、承認前に支払ったものについては、補助金は使ってはならないという決まりごとがございます。皆さん振り返っていただいて、3月、4月、5月、お金が基金に入って、承認されるのを待ってプロジェクトを開始するという余裕はない状態だったかと思います。それで、鈴木ガバナーと相談をしまして、約3週間の保留後、当地区は申請を取り下げまして、地区補助金として、プログラムを行うことになりました。


 

次に、重点分野別で見てみると、一番多いのは、「疾病予防と治療」です。

 

活動の種類別にいうと、世界はやはり「人道的支援プログラム」が多いです。

日本は、「人道的支援プログラム」もやっておりますけれども、その約半分は「グローバル補助金を使っての奨学金、奨学生の派遣プログラム」も行っております。それが日本の特色です。

 

 

■日本が提唱したグローバル補助金

日本においては、人道的支援プログラムを実行した国で、一番多いのがタイ、台湾、フィリピン、ネパール、ベトナム、インドネシア、スリランカ、ミャンマー、モンゴル、トルコ、アメリカ合衆国です。

先程、グローバル補助金事業はロータリーのある国とのプロジェクトですという、お話をさせていただきました。

ベトナムにはまだロータリーがございません。これはちょっと異例なのですけれども、近隣のタイとの、書類的には複雑のようですが、そういった近隣の国を介してベトナムでの人道的支援事業を行ったと聞いております。

当地区においても、村田ノミニーのご尽力により、本当に多くのプロジェクトを行いました。

タイ、台湾、ミャンマーでのグローバル補助金事業を当地区で行っております。 

 

■年次基金寄付・補助金サイクル図

こちらがロータリー財団のシェアーシステムと呼ばれるもので、簡単にまとめたものです。

「年次基金寄付・補助金のサイクル図」です。

3年前の皆様方の寄付がロータリー財団に集められ、その半分がWFと呼ばれる国際財団活動基金に入ります。もう半分がDDFと呼ばれる地区財団活動基金に入ります。

このDDFの半分が地区補助金として利用可能で、半分がグローバル補助金として利用が可能です。

グローバル補助金を利用するにあたっては、DDFの1に対してWFの1が上乗せという約束事があるのですね。

 

先程「グローバル補助金申請要件の変更点」を申し上げました。昨年度までは、グローバル補助金のプロジェクトに現金を拠出した時は、このWFから0.5の上乗せが約束されていました。それが、今年度からはなくなりました。

もう一つの変更点、このグローバル補助金を利用してのプロジェクト、実際私も経験しました。昨年度末、グローバル補助金の奨学生を派遣するための申請を行いました。事前審査も通っているので、書類審査的に通るはずでした。ところが、WFが枯渇したため承認できないとのことでした。新年度のWFができるまで待ってということになりました。

時間的に余裕のあるプロジェクトだったらいいのですけれども、相手国があって、人道的奉仕をしようとした時に、WFがないから承認されない時、待っていられないような状況もあるのですね。

そこで、ロータリー財団は、このグローバル補助金の上乗せという約束を外しました。もちろん、WFがあれば、上乗せという約束事は守られます。ただ、仮にひっ迫していたとしても、この上乗せをする分の予算が地区にDDFとして残っているのならば、それは地区のDDFを利用して、グローバル補助金のプロジェクトは承認はしますよということになりました。

 

近年、世界中でグローバル補助金を使ってのプロジェクトは非常に多く、ロータリー財団自体も、ロータリー平和フェローシップであったり、いろんなところにWFの資金を使っています。たぶん、今年度も春、年度末には、WFはひっ迫している状況になっているかもしれないので、万が一、グローバル補助金を使ってのプロジェクトをお考えになっているクラブさんは、早め早めの対応をすることが安全かなとそのように思います。

 

 

■新補助金システムになってからの補助金の利用状況

こちらが、現況の補助金システムになって、地区のDDFを利用しての「補助金の利用状況」です。

今年で8年目です。

初年度の2013-14年度には、18のクラブが申請され15のプログラムが実施されました。

今年度は32のクラブで補助金申請をしていただきました。

 

地区補助金、グローバル補助金を使っての奨学生は毎年数名ずつ派遣をしております。

 

グローバル補助金を使っての人道的支援プロジェクトにつきましては、(現況の補助金システムになって)3年目の2015-16年度に、1つのプロジェクトが申請されました。西アフリカ ブルキナファソでの人道的支援プロジェクトです。(※2570地区で最初のグローバル補助金事業)

 

 

そして、昨年度4つのプロジェクトが当地区としてできたことは本当に素晴らしいことと思います。今年、もう既にこちらのクラブが関わっておりますけれども、台湾のプロジェクトが実行中です。そしてもう一つ申請中でございます。

 

 

【これまでの2570パスポートロータリークラブ(旧本庄南RC)のグローバル補助金事業】

 

「台湾への超音波車寄贈事業」(2020年1月実施)

◆「タイへの小児用人工透析器寄贈事業」(2020年3月実施)

◆「ミャンマー23の病院へのシリンジポンプ115台寄贈事業」(2020年7月実施)

◆「台湾への献血と法定伝染病の為の無動力検査バスの寄贈」(2020年9月申請承認済)

 

 

 

■DDF活用状況と予定

 

最後になりますが、こちらが当地区の「DDFの活用状況と予定」でございます。

昨年度、ポリオへの寄贈、24,000ドル、ロータリー平和センターに10,000ドル、そして当地区は、ロータリー災害救援基金に25,000ドル寄贈をしています。補助金プロジェクトへの配分として、156,200ドルDDFを使わせていただきました。

 

そして、本年度のDDFの予定でありますが、ポリオへの寄贈が21,000ドル、平和センターへの寄贈が10,000ドルこれを予定しております。

そして、今年度の地区補助金としまして、25,000ドル埼玉県にフェイスシールドを送るプロジェクトのために使わせていただきました。

そして32のクラブの補助金事業で、32,500ドル。

一人グローバル補助金奨学生を派遣しているので30,000ドル。

そして、寄居ロータリークラブさんと2570パスポートロータリークラブさんとの台湾への人道的支援25,000ドル、そして、朝霞ロータリークラブさんがパラオでの人道的支援に21,000ドル。あわせまして133,500ドル、現在利用予定になっております。

 

一番最初に申し上げましたように、ロータリー財団は、国際ロータリーのロータリー財団です。ロータリアンが地域で世界で、良いことをするために作られたのがロータリー財団です。皆様方がロータリー財団に寄付をすること、また、ロータリー財団の補助金を使って、助けを求める人たちを直接的、間接的に助ける、その手立てとなるのがロータリー財団です。先程お願いしました一人210ドルという目標値がございますので、引き続きロータリー財団へのご理解とご協力をいただければと思っております。

大変拙い話ですがご清聴ありがとうございました。

 

 


(参考資料)

◆第2570地区で最初に実施されたグローバル補助金事業

「西アフリカ・ブルキナファソでの人道的支援活動」2015-16年度

GG1633803

 

プロジェクト名:『Programs in Burkina Faso(西アフリカ・ブルキナファソでの人道的支援活動)

 

■実施国側:RID9101 ワガドゥグーエリートRC(Ouagadougou Elite)

■援助国側:RID2570 本庄RC(代表連絡担当者:茂木聡氏)

 

<目的>

ブルキナファソのウブリテンガの村での成人リテラシー教育と職業訓練のプログラムを通じて、コミュニティを発展させ、特に女性の経済的自治を改善すること

 

 

 

 

◆「職業訓練校に通うシアカくんの物語(ブルキナファソ)」

 

 


 

 

財団委員長 茂木 聡様、このたびは財団についての貴重なお話をありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【事務局】

国際ロータリー第2570地区

2570パスポートロータリークラブ

(旧本庄南ロータリークラブ)

E-mail: honjo_south2570@yahoo.co.jp



【サブメニュー】




【リンク】